歯科衛生士復職支援・新人研修プログラム|呉市郷町の歯科クリニック|くろだ歯科クリニック

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歯科衛生士復職支援・新人研修プログラム

日時:2022年9月28日(水)
場所 広島大学歯学部歯科衛生士教育研修センター
講師:松本 厚枝 先生
研修内容 コミュニケーション、キャリア形成、ストレスマネージメント、カウセリング

(歯科衛生士 : 田中 美羽)
今回の研修では2時間にわたってコミュニケーション能力とカウンセリング力について学びました。
1時間目はコミュニケーションでコミュニケーションの取り方、協調関係を形成・強化するゲーム、苦情の対応、DH自身の感情コントロール、燃え尽き症候群の予防と対策CLASS意味(話しやすい環境を作るスキル、効果的に話を聴くスキル、感情を探索して共感するスキル、治療方針を話し合うスキル、話をまとめて終了するスキル)の講義でした。
コミュニケーションでは診療室での会話の仕方について学びました。
傾聴やオウム返しが大切で、診療室で患者様と問診を行う時でもこの二つは大事になってきます。
患者様が発した言葉をそのままオウム返しで返しそして共感をすることが大事です。
ゲームでは、相手を思いやる心を大切にすることが目的のゲームをしました。
燃え尽き症候群とは、産休明けなどでマンネリ化し仕事にやりがいを感じないことで今後長く仕事をしていく時に「自分の時間をつくること」が大事です。
そのまま関連してカウンセリングの仕方を学びました。
聴き方、グリーフケア(大きな悲嘆)、歯科心身症や恐怖症、心理療法などを学びました。
これらは普段から心掛けていることで、専門時代にもこのカウンセリングの勉強をしました。
カウンセラーではないですが、カウンセリング的に行うことが大切で開かれた質問や閉じた質問など傾聴の仕方で相手の事を理解し、それに沿った情報提供を行うことが大事です。
今はマスク時代なので表情が見えずらい為、声質や姿勢身振り手ぶりも必要になってきます。
今回学んだことを今後の仕事に活かしていきたいです。

(歯科衛生士 : 指原 朱菜)
今回は、コミュニケーションとカウセリングについて研修を受けてきました。
スケーリングなどの技術面も大事ですが、患者さんとの信頼関係を築くためにコミュニケーションを取ることがとても大切だなと改めて感じました。
実際に隣の人とペアになり数回リスニング演習を行いました。
それぞれ患者役、歯科衛生士役になって主訴を聞いたり、患者さんの生活背景を聞き出したりする演習をしましたが、自分が思っているよりも難しかったです。
患者さんとのコミュニケーションを取るときに大事なことは、例えば患者さんが「左上が痛い」とおっしゃったなら「左上が痛むのですね」と要約して繰り返す理解的態度で接することだと学びました。
そして、答えるよりも患者さんの話をしっかり聞くことも大事だと学びました。
患者さんの気持ちに寄り添った歯科衛生士になれるように、今回学んだことを日頃の診療で活かして信頼関係を築けるように頑張りたいと思います。            

(歯科衛生士 : 木村 理瑚)
私は松本厚枝先生によって行われたコミュニケーションとカウンセリングの研修に参加させていただきました。
この二つの研修項目で学んだことは、コミュニケーション、カウンセリングどちらにおいても自分のことだけでなく、相手のことを考えることが大切だという事です。
まず、コミュニケーションではペアになりそれぞれはがきサイズの紙をちぎって5枚に分けてペアの人とシャッフルし、ばらばらになったはがきサイズの紙をもう一度元に戻すというゲームを実際に行いました。
この時、自分のことばかり考えていたら相手がちぎった紙なのか自分がちぎった紙なのかを考えずに形を戻すことだけを考えてしまうので、自分の紙ではないものも一緒に戻そうとします。
ですが、お互いが相手のことを気にしてあげることで元の形に戻すことができます。
またカウンセリングでは、ペアの人と実際に患者さんを想定してどのように会話したらいいのかを考えながら会話の練習をしました。
私はどのように会話したらいいのか何と言って会話を続けたらいいのか分からず、会話をするのが苦手なのですが、ペアの人の返答を聞いたり先生に教わったことを実践してみることで、まだ少しではありますがどのように会話すればいいのかが分かるようになりました。
今回の研修はコミュニケーションをとることが苦手な私にとってとても勉強になりました。
すぐには患者さんと上手くコミュニケーションをとるのはできないかもしれませんが、相手を思いやる気持ちを大事にしながら患者さんとコミュニケーションがとれればいいなと思います。