第18回 国際歯周内科研究会|呉市郷町の歯科クリニック|くろだ歯科クリニック

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第18回 国際歯周内科研究会

今年のGWもほとんど外出せず、自宅でビデオ鑑賞をしたり、近隣をウォーキングする等、自粛しておりました。

連休の合間の1日は、一般社団法人国際歯周内科学研究会主催の第18回 国際歯周内科学研究会にオンデマンドでの参加しました。

テーマは「口腔機能低下に立ち向かう」です。

講演1
 「飲食し続けられる口腔へのアプローチ」 ターミナルまでの歯科の役割
 講師 村田歯科医院  院長 黒岩 恭子 先生

訪問診療の分野ではレジェンド的な存在の黒岩先生が老年期の口腔機能低下について摂食・嚥下に関わる訪問診療を実施され「食べられる口になる」口腔リハビリのノウハウについて症例を交えながら詳しく説明してくださいました。

講演2
 「令和3年度介護保険改定とその対応」
 講師 国際歯周内科学研究会 常務理事 生田 図南 先生

令和3年度年介護保険改定では、歯科訪問診療において、非常に大きな改定が実施されました。
その中でも介護施設における口腔衛生管理、摂食支援の義務化への対応や、平成30年保険改定で可能になった歯科訪問診療におけるSPTなどについて解説していただきました。

講演3
 「生田式0から始める口腔育成のススメ」
 ~保育関係者が歯科医師から本当に教えてもらいたい3つのこと~
 講師 生田歯科医院 院長 藤原 康生 先生

口腔育成について、そして子供の教育に重要な臨界期・感受性期(人間の脳は、その能力を学習できる適切な時期があり、それを逃すといくら努力しても限界があるという考え方)の重要さについてお話されました。

特別講演
 「口腔機能と嚥下・呼吸との関わりを機能解剖学の立場から読み解く」
 徳島大学 名誉教授 北村清一郎 先生

摂食・嚥下機能に関わる内容を解剖学的構造から説明して頂きました。
今までも勉強していましたが、この分野は難しいですね。